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並木通りアオバ自転車店

並木通りアオバ自転車店 2008.9.30(火)

うみねこ3でベアトのツンデレっぷりに萌えたと思っていたら、最後にあんなどんでん返しって(´・ω・`)
バトラも超かっこよかったのにかわいそうw

さて、以前こーさんに「今度、何か漫画を紹介するよ」って書いて以来、全くそのことに触れていなかった訳ですけど、
別に忘れていたわけでなくて、紹介する漫画が無かったんですよねー。
やっぱ人に勧める以上はそれなりに気に入ってもらいたいし、
勧めた漫画が「糞つまらなかった」とか言われると打たれ弱い俺はハートがブロークンするしw
不特定多数に勧めるなら、適当に幾つか羅列しておけば問題ないんだけどさw

ま、そんな訳で中々日記にしなかったけどこれ以上放置してると約束した事を忘れそうなので見切り発車的に紹介。
何かこんな出だしだとあんま期待されなさそうだけどw
とにかくそれで今回紹介する漫画が『並木通りアオバ自転車店』です。

で、話は変わるけど(ってまだ一言も語ってないのに話が変わるのもどうかと思うがw)
隠れた良作に出会えた時って嬉しいと思うんよ。
まぁ、漫画の場合は作者も出版社も別に隠れているわけではなく、俺がただ知らなかっただけなんだけどw
少なくてもこの漫画はそのレベルではあると思う。モチロン、俺の主観での話しだけど。

さて、そろそろ内容の話に入っていくんだけど、タイトルを見て分かるように自転車モノの漫画です。
自転車モノと言うと、最近までマガジンで連載していた『オーバードライブ(だっけ?)』や、
現在チャンピオンで連載している『弱虫ペダル』や、曽田正人氏の名作『シャカリキ』のようなレースを想像すると思います。
が、この漫画は自転車屋の話です。
いや、まぁ、それもタイトル見たら分かるとは思うけどさw

内容的にはまぁ、使い古された言葉を借りるなら、笑いあり涙あり、みたいな。
例えるなら『美味しんぼ』の料理を自転車に置き換えたとでも言えばピンと来るかなぁ?
何らかの問題を抱えた人たちが自転車屋に来て、自転車紹介されて解決、ってな感じ。

ここまで読んで、「それホントに面白いの?」って思うかもしれないけど(って言うか自分でここまで読み返してそう思ったw)
どんな問題も自転車で解決させる強引さはあるけど、シナリオ・キャラ共に水準以上ではあると思う。
毎巻ある“あとがき”を読むと、どういう意図でそのストーリーを作ったかとか、
どういう意図でそのキャラを登場させたかとかが分かり、物語に深みが出るのも○

知識的には、業界の事とかブランドやメーカー的な事、最新自転車など知的好奇心をくすぐられる物も。
個人的にはここが一番ポイントだけど。
スーパーの自転車が何故安いか?とか、マウンテンバイクの普及で消えていった自転車とか、三輪買い物自転車開発秘話とか、
ふらっか〜ず(ハンドルのトコに幼児乗せるやつ)開発秘話とか、オートマチック自転車だとか。
特にオートマの自転車とか漫画で見て始めてその存在を知った。

で、だ。
ここまでは褒めちぎったわけだけど、モチロンのことながら欠点が無いわけではない。
まず地味。
レース物では無いのでアクション要素は少ない。(ま、レースする時もまれにあるけど)
基本的に一話完結のスタイルなので、マウンテンバイクとかが主役の時とかは兎も角、
ママチャリが主役の時とかもあるわけで、平均的に見ても地味で、子供向きではない。
まぁ、青年誌で連載してるんだからそれはいいけど、派手な漫画が好きな人にはオススメできない。
次に絵にパンチが無い。
自転車をはじめとするメカはかなり上手くかけてるんだけど、キャラ絵は弱い。
折角良い性格設定を付けていても絵で損してる感があるかなぁ。

何か、褒めてる時よりも欠点の時の方が生き生きと書いてる気もするがw
でもまぁ、欠点のところが気にならないなら読んで損は無いと思うけどね。
ちなみに全二十巻で、現在は『アオバ自転車店』と名前を変えて続編連載中。

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