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エロゲの話/逆転裁判4/

エロゲの話 2007.4.17(火)

桜も散り、春の訪れを本格的に感じる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?
俺はといえば、DS本体を持ってないのに『逆転裁判4』を購入し、徹夜でプレイして仕事をサボったりしてました。
とても、いい年齢した人間の行動とは思えません

さて、かつて無いほどさわやかな出だし(そうか?)で始まった今回の日記ですが、今回のテーマはエロゲについてです。
あ、ちょっと待って。引かないで
ま、テーマがエロゲでもそれほど痛い内容にはならないというか、寧ろ普段の日記のほうが痛いから無問題ですし。
それは問題が無いといえるのか甚だ疑問ですが。

ご存知のように俺はゲーオタであり、尚且つエロいので自然にエロゲに結びつくと考えてる方もいるかと思いますが、
実はそんなことも無く、どっちかって言うと興味が無いほうです。
何と言いますか、ラーメンもカレーも好きだけど、ラーメンにカレーをかけて食べないみたいな。いや、全然違うか

んー、別に二次元が駄目というわけでも無いのですが、ゲームである以上ゲームとしての楽しみを最優先するって感じでして。
例えば、普通の女優とAV女優なら、普通の女優の方が演技力は優れてるわけじゃん?
例えば、普通の漫画とエロ漫画なら、普通の漫画の方が面白いじゃん?
で、そーなると必然的に、普通のゲームとエロゲーなら普通のゲームの方が面白いわけで。
更に付け加えるなら、ゲーオタであるが故に面白くないゲームを認められない、みたいな。

そんな訳で、俺はエロゲを全然プレイしたこと無かったんですけど、俺は「何も知らないくせに否定する」と言うのを是としない所があり、
年末ごろからそこそこの数のエロゲをプレイしてみました。
ま、それ以上の理由としてデーモンツールに出会ったおかげで、アレアレしてアレする事により、
○○でPCゲームが出来るようになったと言うのが大きいですけど。

それで実際にプレイしてみてどうだったかと言うと、やっぱり面白くないです。
殆どのゲームが、頭が痛くなるようなテキストのADVばっかりで、「これを面白いと思ってるヤツが本当にいるのか?」というレベル。
まぁ、エロゲ好きな人からすれば「エロゲはエロければそれでいいんだ!」と言う主張があると思いますが、
そもそもの問題としてエロく無い訳で。
まぁ、世の中には、二次元でしか興奮出来ないと言う特殊な方もいらっしゃるかと思いますが、それならエロアニメでいいと思うし。
え?俺?俺は二次元オタじゃないよ?
俺は二次元だろうが三次元だろうがイケルから。ある意味完璧超人。ネプチューマンを超える日も近いね

と、話が少しずれましたが、でもまぁ、俺はエロゲの全てを否定する気は無いんよ。
例えば俺の好きな『EVE burst error』何かも確か元はエロゲだったし。
その事からも、エロゲの中にも玉石混淆と言えるような作品があるのは間違いないだろうし。
とは言え、今回やったゲーム(20〜30くらい?)の中にはそのレベルのゲームはありませんでしたが。

あ、「って言うか20〜30てやりすぎ!wwwww」って思った人もいるかもしれませんが、
その殆どは30分以内に我慢できずにやめてますけど。
モノによっては最初の5分でアンインストール。
プレイ時関よりもインストールにかかった時間のほうが長いと言う不思議な現象です。
最初の5分もテキストを読めば、駄目か駄目じゃないか位は判断できるからなぁ。それ以上苦痛を味わいたくないし。

さて、これで終わったら何ら生産性の無いボロクソ日記になってしまうので、
マシだったゲームをいくつか紹介して終わりにしたいと思います。
当サイトのゲームレビューで言えば、それぞれ6・7・8点くらいの評価に値しそうなレベルでしょうか。

『遥かに仰ぎ、麗しの』
オーソドックスなスタイルのエロゲなんですけど、全体的にバランスが取れています。
特にシナリオは、エロ部分を除けばそのまま少女漫画にでも出来そうな胸キュン(死語)ラブストーリー。
登場するほぼ全ての人物が、心に深い闇を持ってるのも個人的に好ポイント。暗い話大好きですから。

『戦国ランス』
エロゲ版信長の野望ってとこでしょうか。
俺自身が戦国好きってのもありますが、エロゲにしては珍しい国取りシミュレーションですし、エロゲに飽きてる人にもお勧めかも。
ただ、俺の好きな戦国武将達を侮辱されてるような気がしないでもないんだよなぁ。
まぁ、上杉謙信が可愛かったので良しとします。って、俺のほうが侮辱してるかw
「上杉謙信が可愛い」なんて文章、生まれて始めて見たなw

『Fate/Stay night』
今回プレイした中で、最も評価が高かったのがこれ。
俺のイメージとしては、ファンタジー4割、バトル3割、キャラ萌え2割、エロ1割ってトコでしょうか。セイバー可愛いよ、セイバー。
で、ジャンルはサウンドノベルなんですが、サウンドノベルとしては駄目です。
基本的に選択肢による分岐が無く、そのまま続くかバッドエンドかの選択肢ですし。
ただ、シナリオは中々良くて、キャラも生きているので、先を読みたくなるだけのテキスト力はあります。
エロが無くても勝負できるだけの力があると思いますしPS2でも出るのでそちらを試してみるのもいいかも。
どのような人に薦められるかと言うと、ネタバレしない範囲で言うなら以下のキーワードにピンと来る人かな。
魔術/召喚/英雄/聖杯/北欧神話/ギリシャ神話/ケルト神話/幻想/バーサーカー/アーチャー/ランサー/自己犠牲/

まぁ長々と書きましたが、俺はエロゲ業界のことを良く知らないので何か見当違いのことを書いていても大目に見てくだされ。
逆転裁判4 2007.4.26(木)

漢字には音読みと訓読み以外に漫画読みと言うものがある。
漫画読みとは即ち、「本気」と書いて「マジ」と読んだり、「宇宙」と書いて「そら」と読んだり、そう言うの。
で、前回の日記で紹介した『Fate』で出てきた漢字を出題してみますね。
「約束された勝利の剣」と書いて何と読むでしょう?
答えが知りたい人は、是非ゲームをプレイしてみてください。(答え言わないのかよ)

さて、今回の日記は前回少し触れましたが、『逆転裁判4』についてです。
逆転裁判シリーズと言えば、GBAから続く人気シリーズで、今回で四作目になります。
多重多様なキャラクターによる掛け合い、ADVと言うジャンルに無かった爽快感を加えたシステム等が評価されています。
俺個人としてもシリーズ全体の評価は高く、最も好きなADVの一つであると言えます。

その逆転裁判が、ハードをGBAからニンテンドーDSに移しての最新作。
当然の事ながら期待は高まります。
で、どうだったのかと問われると、正直不満でした。
イヤ別に、初回特典のオドロキヘッドホンがショボイとかそういう事じゃなくてw

何と言いますか、”逆転裁判らしさ”は失ってはいないと思います。
でも、”逆転裁判ではなくなっている”様な気がするんですよ。
うーん、”逆転裁判に似て非なるもの”になってしまった、とでも言いましょうか。

例えば、逆転裁判が逆転裁判と言うタイトルである所以は、”不利な状態から逆転勝利を勝ち取る”と言う意味だけではなくて、
発想を逆転させることにより突破口を開く”と言う意味合いの方が大きいと思うのですが、今作ではそういうシーンも無かったですし。
まぁ、そういう風に捉えてるのは俺だけかもしれませんが。

他にはライバル検事にも不満があります。
一作目の、ミツルギとカルマ検事。二作目の、メイとミツルギ検事。この二作の検事は最高です。
モロに敵対心を持って主人公に立ちふさがってくれるので、勝利したときにカタルシスを得られるとでも言いましょうか。
三作目のゴドーに関しては、敵とかの前に”変なヤツ”って印象が先に来てしまい残念ではありましたけど。
で、今作のガリュー検事ですけれども、”敵”というよりも”味方”と思えてしまうんですよねぇ。
あまり主人公を倒そうとか陥れようとかそういうのが感じられなくて。
そりゃ、旧作でミツルギが最終的に至った結論がそうだったですけれども、
最初からミツルギがそう言う態度だったら、ミツルギにも魅力を感じなかったでしょうし。
よーするに、こちらに向かって来ていない(と思ってしまう)相手に勝ってもカタルシスは得られないって事で。

あと、今作では三作連続で主人公を務めたナルホドくんが降りて、新主人公になっているのですが、
これもまぁ、賛否両論分かれるところでしょう。
俺としては、その試みに対しては評価したい、とは思うんです。
同じキャラクターを使い続けて人気があっても、それは飽くまでキャラ人気に過ぎず、ゲームとしては濁って行くと思うからです。
しかし、”挑戦”を認めても”結果”が伴わなければそれは”失敗”と言わざるを得ない。
世間での評価はどうだか分からないが、俺は失敗ではないかと思う。

またDSに移行したことによる、タッチペンでのカガク捜査ですが、「取りあえずタッチペンを使ってみたかった」的にしか感じず、
やりがいも爽快感も面白みも無い様に思う。
もうひとつの新要素である、見抜きシステムもただ面倒くさいだけでサイコロックに比べると数段劣るとは思う。
要するに新要素は悉く駄目、と言うほどではないですけど、成功とは言えない出来だったわけです。

と、ここまで書いておいてアレですけど、「じゃあクソゲーだったのか?」と問われるとそんなことは無く、安定した作品ではあります。
ただ、逆転裁判と言うある種、特出した作品が並みの作品になってしまった、そう感じてしまうのは俺だけでしょうか?

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