日記 | |
日記内の | |
青いアンダーライン | はサイト外リンク |
緑のアンダーライン | はサイト内リンク |
海水浴へ行こう!前編 / 海水浴へ行こう!後編 / 今日だけニュースサイト3
第二回ParaFla感謝祭 / FLASH作成日記8 / 河合克敏作品
海水浴へ行こう!前編 2006.8.7(月) |
先日職場で若い子(男)に、「大人の人は休日って何して遊んでるんですか?」と聞かれた。 え?俺?それを俺に聞いてるの? 一歩も家から出ずにネット三昧だったり、時間を潰すためだけに何度も見た漫画を読み返したり、 買ったばかりのゲームがあったら寝る間も惜しんでやったり……… ダメだ。とてもじゃないが人様に言える様なモンじゃない_| ̄|○ さて、二週間ほど前かな、友達から電話がかかってきて、「8/6に海に行くぞ!」と言われた。 誘ってきた友達は、俺が前に寝ゲロをして迷惑をかけた家の家主なので、 俺だけ誘われないんじゃないかと思ってたけど誘って貰えて嬉しかったw やっぱ、ナウなヤングは浜辺でフィーバーですよ!(死語) やっぱ、ひと夏のアバンチュールな訳ですよ!(死語) しかし海かぁ、そう言えば前に海に行ったのはいつだったかなぁ…………。 そう、かれこれ15年振りくらい? ……いやいやいや、15年も海に行ってないなんて、とてもナウなヤング(しつこい)とは言えないな。 きっと俺の記憶違いだ、うん。 俺は毎年海に行って、皮膚ガンの事も気にせずに真っ黒に焼けているイケメンボーイのハズだ、うん。 去年や一昨年の日記とか見返しても、そんな事は一言も書いてないけど、きっと間違いないはずだ。 毎年海に行っていたはずだけど、まずは水着を持っていたかどうかを確認しましたけど。 出発前日の8/5。 海へ行く準備を終えて、時間に余裕があったので行こう行こうと思いながら一ヶ月くらいほったらかしだった散髪へ。 その後、ふとんを干して、晩飯を食べながら俺の中の予定としては、 晩飯→ちょっとネットする→日記を書く→早めに寝る、と出発前日の予定を完璧(大した事無い)に立てていたのですが、 友達からメールがあり「今から飲みに行くわ」と送られてきた。 ちょ、おま、明日は6時起きだぞ?つーか、オマエも行くんじゃねーか! 「何でこんな時にまで酒飲みに来るねん!」と思いながら光速で了解の旨を返信しておきました。 なのですが、その日は色々あって疲れたのか(色々って散髪行ったくらいじゃ…)、9時過ぎにダウン。 そのまま寝てしまいました。 まぁ、この時間に寝たらいくら何でも6時までに起きるだろうし、目覚ましもセットしてあるから問題ないはず。 …なのですが、10時過ぎに、別の友人から電話。 まぁ、明日の最終確認だったわけですが、これで何故か完全に目が覚めてしまった。 酒を飲んでた友達は既に帰っており、何もやる事がないのに眠れない状態。 余っていた酒を飲んでみても眠れない。 そうこうしてるうちに、時間はもう1時過ぎ。 「今寝たら起きられないかも?」「いや、今ならまで間に合う」と頭の中で考えながら、漫画を読んでいたら2時になっていた。 もうここまでくると腹をくくるしかなく、徹夜で海に行く事を決意。 風呂に入ってサッパリし、引き続き漫画を読み続ける。 5時半ごろ、朝飯を食べて、酔い止めの薬を飲む。 俺は車に15分乗っただけでも酔うほど車がダメなので、酔い止めは必須。 もう、クロマティ高校の竹ノ内くんもビックリですよ! 6時には全ての準備を終わらせて、家で待機。待ち合わせ場所が、俺の家の前だったからね。 ところが、6時17分に一人来たのはいいが、他のメンバーが来ない。 待ち合わせ時間の6時30分を越えても誰も来ない。 俺はこの時、「もしかして寝ゲロした俺を引っかけるドッキリなんじゃ…」とか思い始めていた。 本当は海になんか行くつもりもなく、みんなで口裏を合わせて俺を騙していたのか! ……そんな事を考えていたら、車で友人が到着。 何でも、待ち合わせ場所が変わったとか何とか。 前日の最終確認の電話でもそんな事は言ってなかったのに…… と言う訳で、徹夜で海に行ったアホの話は次回へ続きます。 |
海水浴へ行こう!後編 2006.8.12(土) |
遂にアマゾンアフリエイトでの売り上げが発生しましたよ。 ま、ウチのサイトで取り上げていない物しか売れてませんが。 売れた物を取り上げていけば、さらなるアップが期待出来るのかと思ったけど、 売れてるの知らない物バッカだしなぁw で、前回の日記の続きです。 本当はもっと早く更新するつもりだったけど、今週はずっと体調が悪くて、熱も出るし、頭痛いし。 一緒に海に行ったメンバーが、とんでもない事を書かれるとか思って、俺に呪いでもかけたのでしょうか? えーと、何処まで書いたっけ? そうそう、結局変更になった待ち合わせ場所に行き合流。 男7人、女1人の合計8人です。車二台での行動になります。 「え?女が居るの!?」と、驚かれるかも知れませんが、今回のメンバーのウチの一人の彼女なので、 本質的には男だけで行くのと同じ事です。 Y根「いやー、でも、普段こんな時間に俺らが集まる事って無いから、不思議な感じやな。」 俺 「確かになぁ。いつもは夜に集まって飲みに行ったりとかやし。」 S井「先週もこのくらいの時間に一緒やったやん。徹マン明けやったけど。」 そんな会話をしながら車に乗り込みます。 ちなみに先週の徹マンで俺の成績は2/2/2/4着でした。半荘4回やって1個も裏ドラ乗りませんでした。 車に乗り込み、全く寝ずに来ていた俺は速攻で眠りたかったのですが、車で寝る事になれて無いせいか、全然寝れません。 同じ車中のメンバーは、高校時代のパチンコ話(違法)などで盛り上がっていて、寝るのに不向きな環境でもありますし。 しかし、「もっとまともな話題で盛り上がれないモンかねぇ」とか思ってたら、5分後には俺も話に加わっていましたが。 多少混んでいて4時間かかりましたが、結局無事に到着。 ちなみに、口だけトイレマニアのS井さんは、コンビニで休憩→トイレ、酒屋で買いだし→トイレ、と休憩の度にトイレに行ってました。 現場に到着して、まずは準備です。 バーベキューの準備をする人、シートやパラソルを準備する人、俺も手伝おうかとしたその時、 N村さんから「これに空気を入れておいて」と、かなりでかい浮き輪を渡されました。 海に入る前にこんな汗のかきそうな事は嫌だったのですが、彼の目が「寝ゲロしたくせにこれくらいで文句言うなよ?」 と言ってる様だったので黙々と作業を始めました。 幸いにも空気を入れるヤツもあったので、それでやってたのですが、勢い余って壊してしまいました。 ああ、今日も足を引っ張ってるなぁ、と思いながらチラッと見ると、準備もせずにフリスビーで遊んでる馬鹿二人発見。 うん、奴らよりは役に立ってるな。 取りあえずは炎天下の中、肉を食って酒を飲んでしていたら、マッハで焼けた。 草履の形に足が焼けてしまった。 ある程度食べ物が捌けてくると、それぞれ海に入り出すのですが、 海野中に放り投げられる者、浮き輪の上から落とされる者、ブレーンバスターをかけられる者、等々しています。 まぁ、やられてるのは九割方俺なんですけど。 イジメ格好悪い! 海に入って暴れて、疲れたら上がって飲み食い、そんなコトしてたら、あっと言う間に時間が過ぎた。 ハッキリ言って、遊んだ記憶が全然無いくらいw ゴミの分別とかバーベキューの後かたづけとかしてたら、最初にフリスビーで遊んでいて準備してなかった二人は寝てた。 俺も人の事を言えるほど役には立ってないが(空気入れ壊しただけだしw)寝てるとはw こちとら徹夜で来て、ずっと遊んでたのにw と言う訳で片づけがある程度終わってからもう一遊びして、帰りの支度。 フリスビーをどれだけ芸術的にキャッチするかとか、とても30の男がやる事とは思えない遊びとかしてました。 え?ひと夏のアバンチュール?ナニソレ? 帰りの道中はもう、これでもかと言わんばかりに爆睡。寝続けた。 だから全く記憶にないんですけどね。 いやー、しかし外で食べる肉は美味いね、やっぱ。 往復に時間がかかりすぎるのが難点だけど、こういう機会があったらまた行きたいね〜。 こんな日記ばっかり書いてたら、次こそ本当に誘われないかも知れないけど。 |
今日だけニュースサイト3 2006.8.15(火) |
ネットサーフィン(ほとんど死語)をしてる時に見つけた面白サイトを紹介する「今日だけニュースサイト」の時間です。 ま、その殆どが、かーずSPを見て探してるんですけどw ちなみに過去の二回は→その1、その2。 ParaFla Ver 1.0 記念Flash フリーのFLASH作成ソフト『ParaFla!』がバージョン1.0を迎えた事を記念して作られた作品。 ジョジョーッ!俺は仕事をやめるぞーッ!!! 腹がねじれるほど笑った。 しかし、『ジョジョの奇妙な冒険』をある程度読破していないと全く面白くも何ともない。 銀魂パクリまとめ ジャンプ連載中の漫画『銀魂』のパクリの証拠画像サイト。 ホントにパクってるかどうかは分かりませんが、パクってると言わざるを得ないねぇ。 マッスルグランプリ攻略本のゆで先生インタビューがものすごい 取りあえず『キン肉マン』世代は必ず読む事をお勧めします。 では、個人的に気になった点を二つ。 この時はまだ、どうやってキン肉バスターを破るか全然考えてなかった、ってのにビックリした。 こんなにハッキリ宣言してるのに…… そして、これ。 何と、ザ・ニンジャとサンシャインの位置を間違えて描いてしまったから入れ替えたって。 てっきり悪のチームワークを見せる演出かと思ったのですが。 まぁ、相手を入れ替える事がチームワークになるのかは当時から気になっていましたけど。 デスノートの原作者は『ラッキーマン』だった!! 『デスノート』の原作者・大場つぐみが『ラッキーマン』の作者、ガモウひろしだと言うのは、 以前からネットで言われていて知ってましたが、ココまでハッキリしたソースを見たのは初めてかも。 SUPER ROBOT WAR SPECIAL EDITION オーロラエクスキューションが良かった。 そういや、水瓶座だったから小学生の時、イジメられずにすんだなw FINAL FANTASYシリーズ 歴代CMまとめ FF2やFF4のCMは本当に売る気あったのか?と思ってしまうw ファミコン検定 むう、中級止まりだった。 問題数が少ないから、何度もやって答えを覚えたら上級もいけるだろうけど。 ニートのマーク作ったwwwwwwwwwwwww マジで凄いな! こんなの見てると、自分がニート以下だと思い知らされるw 10回クイズまとめ 懐かしいなぁ。そう言えば流行ったよね、こんなの。 俺の所では、パールライスじゃなくてカレーライスだった。 今回はココまで。 またネタが溜まったらやります〜。 |
第二回ParaFla感謝祭 2006.8.27(日) |
はい、と言う訳で第二回ParaFla感謝祭なんですけども〜。 俺は昨年、感謝祭のCMを作って、本番にも参加する気マンマンだったんですけど、 ネトゲにハマっていて制作断念したと言う何とも言い難い理由で辞退してしまいました。 まぁ、正直、凄い大作揃いで「出なくてよかったw」とも思いましたけどw その時、「もし来年も感謝祭があるのなら、もっと勉強して来年こそは参加しよう!」と思ってましたが、 それ以来全然Flashを作っておらず、結局今年も参加せずに閲覧だけになりました。 さて、俺は参加はしなかった訳ですが、ParaFla!の事を世に広めるため、素晴らしい作品を皆に知って貰うため、 今年の参加作品の中から、個人的に気に入った作品の感想でも書いてみたいと思います。 一日目 ぱらりば(ParaReversi) ParaFla界の重鎮の一人、コロいぬさんの作品。 こういう単純で奥の深いゲームは、いつまでやっても飽きず、ついついやりまくってしまいますw しかし、D.K.Oは反則気味。勝てないよママン(つД`;) 寸劇 以前から、自らの作品を「くだらない」と言って憚らないAkkiiさんの作品。 そのアクセントの効いた作品達は、多くの人を楽しませているが、今回もそう。 思わず、クスリと笑わせる寸劇風。 第二回Parafla感謝祭オープニング まさしくOPと言えるSZTさんの作品。 見てるだけでワクワクするね! Green Jelly Akkiiさんの二作目。 これはかなりムズイ!1分も生き残れないよ(´・ω・`) All the time 昨年の感謝祭で最も注目を集めたRagさん(当時はYogさん)の作品。 一作ごとに超進化し続ける人で、ParaFla内外に多数のファンがいると思われる。と言うか、俺もその一人w 今回の作品もマジ凄い!なんだこれ、とても俺と同じソフト使ってるとは思えんw 余談だが、昨年の作品のおまけに俺の名前も入っていてビックリした。何気にリンクしてくれてるしw ソウゾウ 最果てのflash練習場。(仮名) さんの作品。 創造と想像をテーマにした作品。 創造と想像、どちらもFlash作りには欠かせないモノですが、俺にはどちらも無いな_| ̄|○ 二日目 感謝祭2日目 おいおい、マジですか?Ragさん小ネタまで用意してるとは。 この小ネタの方だけでも凄いクオリティですよ、コレ。 ParaFla!感謝祭、Flow いつもスピード感あふれるカッコイイ作品を作られる寺彦さんの作品。 こう言うのをMGって言うんですか?(←よく分かっていない) CMになってないCM これがデビュー作というゆきだルマさんの作品。 と言いますか、デビュー作にてParaFla歴1年半の俺を越えてますよw ま、俺くらいなら誰でも越えられますけどw SLOW DOWN RADIO SANDさんの作品。 テーマとか難しい事は俺には分からんが、綺麗な作品。 三日目 パラフラたん演武 パラフラ擬人化のパラフラたんを使ったdevizou404さんの作品。 コレがいずれ格闘ゲームとして完成するらしいので今から楽しみです。 ぺったんピクト ParaFla界の重鎮の一人、nowloさんの作品。 何というか、Flashでこういうモノを作るという発想が凄い。 俺じゃあ、技術が無いので作れませんが、例え技術が有っても思いつかないだろうなぁ。 塔 なんじゃこりゃー。スゲェ、凄いぜ!また凄い人が現れたもんだなぁ。 ParaFlaでこういうタイプのFlashは初めて見たかも。 個人的には今年一番凄いと思った作品カモ。monjiさんの作品でした。 画面端とかで チョコチョコして音楽鳴らそう ParaFla歴半月の儂(わし)さんの作品。 ParaFla歴半月って。無駄にParaFla歴が長いだけの俺じゃあ、こんなのどうやって作ったらいいか全く分かりませんw ∞ -MUGEN- 雲霞さんの作品。 「脱初心者」って、どっから見ても初心者の作品に見えないのは、俺が初心者だからでしょうか?w ぱらふらタンの挑戦〜フリースタイルフットボール編〜 apuさんとdevizou404さんの共同制作の作品。 このようにランキングが表示されると、つい、やりこんでしまう。 一回トップ10に入ったのに、もう落ちてるやw 侍演舞 スナさんの作品。 襲い来る忍者をバッタバッタと斬り倒す。 ……全然倒せない_| ̄|○ レインボウ イズさんの作品。 ストーリー仕立てなアニメ作品。 話を考える事も、絵を描く事も出来ない俺には到底無理だなw 寸劇2 まさか続きがあったとはw ありがとう!パラフラ仮面!w 第二回Parafla感謝祭エンディング 今回の感謝祭の主催者を務めた|勍)RUN/runst.さんの作品。 RUNさんはかつてあったParaFla初心者教室で俺の生徒だったんですけど(俺はただ司会をやっただけw)、 俺の生徒がこんな大仕事をやるなんて、俺まで偉くなった気になるね!(勘違い) 他にも多数の素晴らしい作品がありますが、あまりにも数が多すぎて、とても全てを紹介しきれません。 こちらで全ての作品が紹介されているので、宜しければどうぞ。 それにしても改めて今日の日記を読み返してみたら、小学生の感想みたいだなw とても29歳の人間が書いた文章とは思えんw しかも感想って言いながら、作品の内容に全然触れてないのとか有るしw よし!来年こそきっと参加しよう!……って言いながら来年もしないだろうなぁw 取りあえず刺激を受けたので、今作りかけのヤツを何とか今月中に終わらそう! ……あ、そう言えばヴァルシオンさんからのリクエストの、「河合先生作品レビュー」も今月中にやるとか言ってたな…… 今月ってあと4日しかないよ?ヾ( ゚д゚)ノ |
FLASH作成日記8 2006.8.29(火) |
スクラン裁判 と言う訳で、第二回ParaFla感謝祭に触発されて、作りかけだったFLASHを仕上げました。 まぁ、無理矢理完結させたって感じになってるけど。 最初は『逆転裁判1』の第一話と『逆転裁判2』の第二話をパクって合体させようと思ってたんですけど、 やってるウチにあさっての方向に行き始め、気付いた時には手遅れになってました。 しかもその場の思いつきで続けていたので本格的に収拾がつかなくなり、無理矢理終わらせました。 見てみたら分かるんですけど、もう完全にストーリーが支離滅裂ですw まぁ、それでも、今までで一番時間が掛かったし、それなりに沢山絵も描いたし、良い練習になったと思いこもう。 そうでも思わないと、コレに費やした2ヶ月が何だったのかって話になりますから_| ̄|○ だから出来は兎も角、このサイトの看板FLASHって事にしよう。 看板になるかどうかとかは、自分で決める事じゃない気もするけど。 さて、内容的な事に触れますと、当初の予定では、チサト役は八雲の予定でした。 で、マヨイ役を天満にして、綾里姉妹⇔塚本姉妹って考えてた訳ですよ、ちょうど霊媒⇔超能力って感じにもなるし。 でも、絃子さんを使いたいってだけの理由で却下w まぁ、マヨイの出番も元々無いし、別に姉妹にしなくてもいいかな〜ってのもありましたしね。 他には、ミツルギ役に花井とか、ゴドー役に東郷とかも考えてたけど、前作で描いた絵を使い回すために却下w 花井を採用なら、播磨達3バカ⇔ナルホド達幼なじみトリオ、ってなってしっくり来るし、 東郷を採用なら、「お嬢ちゃん、検事席への移籍の話、考えてくれたかい?VIP席を用意するぜ!」 何て小ネタまで考えてたんだけどなぁw 続きはおそらくやらないだろうなぁ。 どーせならもっと好きなキャラを一杯使いたかった。 |
河合克敏作品 2006.8.31(木) |
今日の日記は超長いDEATH。 今回の日記は当サイトの常連であるヴァルシオンさんからのリクエストです。 ちなみに今回、サイト開設以来初めて、日記の下書き及び数日かけての作成になりました。 手間暇かけても文章のクオリティは変わらないと言う良い見本です。 河合克敏。 週刊少年サンデー誌上で『帯をギュッとね!』後に『モンキーターン』を連載した漫画家です。 両作品とも全30巻と長く続き、人気のあった作品で、サンデーを支えた漫画家の一人と言えます。 掲示板の方でも少し書きましたが、個人的にはこの作者は、 「ライバル関係の書き方」が上手い人、と思っています。 本当に上手いのかどうかは分かりませんが、少なくても俺好みなライバル関係であった、とは思います。 ライバル論とかを語り始めると、長く、しかも脱線するので簡潔に言いますと、まず絶対条件として相思相愛であること。 どちらかが、一方的にライバル意識を持ってるだけではダメ。 そしてお互いがそれぞれに対して強い影響力を与えている事。 ライバルの存在によって成長速度が促進されるのは勿論、 相手がいる事によって、それこそ大げさに言えば、人生が変わるほどの影響を与えるくらい。 他には、圧倒的な実力差があるのもダメ。 これは上で書いた影響力に無理が出るから。 圧倒的な実力差があったら、上にいる方は下の者の事をそこまで意識しないだろうし。 よく漫画では、経験の浅い主人公が光る一点を持ってるだけで注目されがちですが、 実際はそれだけでは実力差のある相手にそこまで意識されないだろうし。 後の展開的にも、やっぱちょっと不自然なところが残るし。 これらを踏まえた上で、俺的に理想的なライバル関係を描いた漫画としては、 まずは不屈の名作とも言われる『ガラスの仮面』でしょうか。 一般的なライバル関係ですと、努力主人公 VS 天才ライバル と言う構図になりがちですが、 この漫画の場合、努力主人公に見せかけた天才主人公 vs 天才に見える努力ライバル と言う構図になってる点が高ポイントです。 また、面白いライバル関係で言えば、『ヒカルの碁』も捨てがたいです。 一見、ヒカルとアキラのライバル関係なのですが、 ヒカルはアキラをライバル視し、アキラはヒカル(実は佐為)をライバル視しています。 連載当初のヒカルとアキラでは力の差がありすぎてライバル関係は成立しないのですが、 そこの第三者の佐為を絡ませる事により三角関係的なライバル関係が成り立ってます。 しかもアキラは、佐為の力をヒカルの実力だと思っていますし。 さて、予想通り思いっきり脱線しましたが。 まずは先に連載された『帯をギュッとね!』から見て行きたいと思います。 帯をギュッとね!でのライバル関係と言えば勿論、主人公・粉川巧とライバル・藤田恵の二人になります。 実は連載開始時の段階では、この二人には力の差がありすぎてライバル関係とは言い難いです。 藤田は中学時代に日本一になったほどの選手ですが、 対する主人公の巧は黒帯を取ったレベルのいわゆる中級者の選手。 ハッキリ言って格が違います。フリーザ対クリリンくらいの差があります。 1巻で藤田と出会い、お互いに意識しますが、最初の出会いも街でのケンカですし。 レベル的には巧の最初のライバルと言えるのは、石塚っぽいですしね。 しかし、である。 巧は藤田と出会った事により急激にレベルアップするし、 藤田もまた、巧との出会いによって、それまで以上に強くなり始めるので お互いが強い影響を与えるという点に置いて、二人のライバル関係は成立したと言える。 最終的に藤田と巧は合計5回戦い、巧の2勝1敗1引き分け1無効試合である。 順番的には、優勢負け>一本勝ち>無効試合>引き分け>一本勝ち この結果だけ見ると、力の劣っていた巧が徐々に力を付け、遂に藤田に勝ったと言う印象だが、 巧の二度の一本勝ちは共に勝ち抜き戦で、一度目は3人がかり、二度目は4人がかりでの勝ち。 ガチンコのタイマン勝負では藤田の方が勝ち越してる。 これだけ燃えるライバル関係もなかなか見れないモノだが、 この藤田恵、連載中に行われた三度の人気投票で、一度もベスト10入りしてないんだよなぁ。 やっぱ顔か?顔なのか?w あと、ライバル以外の事にも少し触れてみる。 この漫画はコミックスのカバーにNEW WAVE JUDO COMICと書かれている。 これ以前の柔道漫画、と言うか、スポーツマンが全般ですけど、は確かにもっとこう泥臭かった。 努力根性努力根性で、お前らスパロボのやり過ぎか?と突っ込みたくなるくらい。 まぁ、だからこそ”スポ根”と略されていたんですけど。 それがこの漫画では、五人の個性的なイケメン主人公達(ミッタン除く)による、割とさわやか目な柔道漫画だった。 これがまず、「新しい」その1。 次に、個性豊かなキャラクター達。 準レギュ位までなら全然キャラが被っておらず、それでいて今まで無かったタイプのキャラクターが多かった。 海老塚桜子、倉田龍子、杉薫、永田賢…… 特にその中でも、桜子は三回行われた人気投票で、1位>1位>2位と圧倒的な人気を誇った。 これらのキャラクターが、「新しい」その2。 これらの要素が受けたのか、この漫画は全30巻も続いて大円団で終わり、 次の連載作『モンキーターン』へと続くのだが… 『モンキーターン』は漫画界では珍しい競艇を題材にした作品。 競艇漫画なんて他には『競艇少女』くらいしか知りませんよ。 この作品でのライバル関係と言えば、主人公・波多野憲二と、ライバル・洞口雄大。 この二人、波多野は熱血漢で洞口は冷静沈着というありがちなパターン。 二人の出会いは、競艇選手への唯一の道、本栖研修所への入学をかけた試験場ですが、 『帯をギュッとね!』の時と違い、この漫画では競艇を題材にしているので、この時点での二人の実力差はほぼ無いです。 試験を受けるまでにモーターボートの練習をする場所など無いですしね。 ですから、波多野が初めて運転してるはずのボートを上手く操っていれば(ホントは初めてではないが)、 それを見ていた洞口がライバル視するのも頷けます。 波多野も同様に洞口の運転を見て、同じように感じたでしょう。 二人は揃って試験に合格し、本栖での生活が始まります。 最初は仲良くしていた二人ですが、ある事件をきっかけに仲違いを初め、お互い強烈にライバル意識を持ち始めます。 で、本栖時代からプロデビュー後、果てには競艇界最高のレースであるSGに出る様になるまでずっとライバルであり続けます。 その間、波多野が勝てば洞口が惨敗し、洞口が勝てば波多野が失格し、負けた方はより工夫をして上を目指しリベンジを果たします。 この辺のライバル関係の書き方は、『帯をギュッとね!』の時より上手く、俺好みであります。 ”ライバル関係の書き方”と言う点に置いては『帯をギュッとね!』を上回っていた(と俺が思ってるだけw)本作ですが、 それ以外の点がダメだった。 いや、レースシーンの描き方とかは問題ない、ってゆーか、絵に関する方は特に問題なかったと思う。 ダメだったのは前作の魅力の一つでもあった「個性的なキャラクター」ってのがいなかった事かな。 まぁ、本栖研修所では、あんまりふざけた性格だと退所になるだろうし、 プロデビュー後は、曲がりなりにも社会人な訳で、あんまり変な性格だと問題かも知れませんが。 ヒロインの生方澄にしても、『帯をギュッとね!』のヒロインと同型なのですが、 『帯をギュッとね!』の時とは時代が変わっていて、もうこういう型のヒロインは受けなくなっていた気がする。 他のレギュラー組も、これといって特徴的なキャラがおらず、多少盛り上がりに欠けた要因になっていた、と思う。 個人的に気に入ったキャラにしても、蒲生秀隆くらいかなぁ。 物語終盤の青島を含めた三角関係のところで、「盛り上がってキタ━(゚∀゚)━!」と思っていたのですが、 ビックリするくらいあっさり決着が付いてしまって。 作者本人が言ってる様に、ラブコメ展開を描くのはホントに苦手みたいだなぁ。 ふう、疲れた。ま、こんなもんかな? 初めて常連客のリクエストで日記を書いたけど、コレで満足して貰えたのかなぁ。 四年も日記を書いていても、全然書くのが得意にならんからなぁ_| ̄|○ |
過去の日記
2002年 5・6月 7・8月 9・12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月